特別企画  《H29年5月21日開催》

『連想カルタで楽しく集中力と想像する力を高めよう』

『通級(就学児)の学習ファイルの公開』

 

『連想カルタ』~想像力や脳内イメージを育てよう~

発達障害をもつ子供たちは、耳から得た情報を脳内でパズルのピースを合わせるようにイメージすることが難しい傾向にあります。その脳内でイメージを組み立てる作業を、連想カルタという形で育てる療育の紹介をしました。遊びの中で楽しく考える力をつけると同時に、ヒアリング力の向上も期待できると思います。

参加者様にはサンプルをお配りしましたが、作成方法は簡単です。
カルタの元となるカードはトランプです。
①まずトランプを赤と黒で分けます。
どちらかの色が取り札でもう一方が読み札となります。
赤と黒の同じマークのカードが対となるよう使用します。
②取り札は色々なジャンルのイラスト(動物や乗り物、食べ物など)を数字ではない方に貼る
③読み札には取り札を連想できる項目を3つ記載し、これも数字ではない方に貼る。
例:赤い体です。口が2つあります。お手紙を食べます。(答えはポスト)
④さあ、やってみましょう!取り札と読み札が対になっているので、裏返して同じカードなら正解!という形で答え合わせが出来る仕組みになっています。

『通級ファイルの公開』

通級とは・・・
小学校就学以降利用できる通級制度とは、簡単に言うと個別指導方式で苦手を補う学習支援の一つです。
聞いたことはあるけどなにするの?どんなことしているの?と思っている方も少なくないと思い、実際の通級の学習ファイルを公開しました。